スカボロー礁(読み)スカボローショウ

デジタル大辞泉 「スカボロー礁」の意味・読み・例文・類語

スカボロー‐しょう〔‐セウ〕【スカボロー礁】

《「スカボロ礁」「スカーボロ礁」「スカバラ礁」「スカーバラ礁」とも》南シナ海の中沙群島にある環礁フィリピン中国領有権主張している。フィリピン名はパナタグ礁、中国名は黄岩島

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

共同通信ニュース用語解説 「スカボロー礁」の解説

スカボロー礁

フィリピン北部ルソン島の西約230キロの同国排他的経済水域(EEZ)にある環礁。フィリピン、中国、台湾が領有権を主張。中国名は黄岩島。2012年4月、フィリピン側が違法操業の中国漁船を取り締まったことを契機に中国が実効支配を固め、フィリピン漁民を追い払うなどしてきた。ドゥテルテ大統領は中国との首脳会談後の今年10月23日「数日待てば(フィリピン漁民が同礁に)戻れるかもしれない」との見通しを示していた。(インファンタ共同)

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む