ステアリング装置(読み)すてありんぐそうち

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ステアリング装置
すてありんぐそうち
steering device

通常、自動車の操向装置の総称。運転者がステアリングホイール(ハンドル)を回す力をシャフトで伝え、ステアリングギヤで左右方向の動きに変換して車輪の向きを変える。四輪自動車がスムーズにカーブを曲がれるのは、アッカーマンの原理による。最近ではハンドルを回す力を軽減するために、油圧倍力装置を備えたパワーステアリングも広く普及している。[高島鎮雄]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典内のステアリング装置の言及

【自動車】より

… 自動車の発達は,このガソリンエンジンの性能向上に負うところがきわめて大きいが,車体や各種装置の発明,改良も見のがすことができない。ステアリング装置は,1878年にA.ボレーによって車輪を方向変換させるリンク機構が考案され,その後アッカーマンおよびジャントゥがこれを左右の車輪の切れ角が変わるように改良して操縦性を高め,その基本構造は現在まで受けつがれている。差動装置はすでに1827年に考案されており,歯車式変速機は98年から使われるようになり,丸型ハンドルは1900年ころからといわれている。…

※「ステアリング装置」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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