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スフェレータ spherator

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

スフェレータ
spherator

吉川庄一 (プリンストン大学プラズマ研究所) が考案した,核融合研究用のプラズマ閉じ込め実験装置。1本の環状導体によってできる磁場に,ほぼ一様な逆向きの磁場を重ね合せ,この外部磁場に,環状導体の中心部に置いた直線電流で生じる円周方向の内部磁場をプラスさせたような型の装置。プラズマが球に近い形になることから,この名がある。大河千弘 (アメリカのガルフ・ゼネラル・アトミックス社) の考案した大河トーラスとともに,基礎的なすぐれた成果をあげたが,いまではその歴史的役割は終り,主流は旧ソ連の L.アルチモビッチ (クルチャトフ原子力研究所) らの考案したトカマク型による高温高圧プラズマの閉じ込め方法に移っている。

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