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スラストころ軸受 スラストころじくうけthrust roller bearing

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

スラストころ軸受
スラストころじくうけ
thrust roller bearing

転動体にころを用いたころがり軸受の一種で,軸方向の荷重 (スラスト荷重) を支える。次の4種がある。 (1) スラスト円筒ころ軸受 平板状の内輪外輪の間に円筒ころを入れた構造。正常な転がり運動ができないので,ごく低速回転の場合にのみ使用する。 (2) スラスト円錐ころ軸受 平板状の外輪とテーパをもった内輪との間に円錐状のころを挿入したもの。軸心が若干狂っても,軸受の直径方向に平行移動して運動できる特長がある。低速・高荷重用。 (3) スラスト自動調心ころ軸受 内輪と外輪に傾斜した球面状の軌道をつけ,その間に球面状のころを配置する。軸心が狂っても自動的に調整できる。きわめて大きな荷重容量があり,若干の軸直径方向の荷重 (ラジアル荷重) にも耐える。 (4) スラスト針状ころ軸受 針状の細長いころを用いたもの。薄型なため機械の小型化に有用である。

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