ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「スリーエム」の意味・わかりやすい解説 スリーエム3M Company 消費者向け製品を幅広く展開するアメリカ合衆国の多角経営企業。1902年ミネソタ・マイニング・アンド・マニュファクチュアリングとして設立。当初は研磨材生産でスタートし,「スコッチ」テープの開発で成功。第2次世界大戦後はグラフィックシステム製品の分野へ進出,複写機および関連製品,教育機器,マイクロフィルム読取印刷機,製版用カメラなどを製造したほか,工業用研磨材,各種接着剤,被覆材,各種標識などの広告サービス製品,各種保護材,フィルム,印画紙,磁気テープ,テープレコーダ,絶縁体,医薬品,手術用テープ,診療用器具,情報・映像など幅広い分野の製品を手がけてきた。1996年オーディオビデオテープ事業と画像・データ記録メディア事業を分離独立させた。2002年,略称のスリーエム 3Mを正式な社名とした。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by