スルタン・カリフ制度(読み)スルタン・カリフせいど

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

スルタン・カリフ制度
スルタン・カリフせいど

オスマン帝国のスルタンカリフをも兼ねる制度。一般に,1517年セリム1世エジプトを征服してアッバース朝カリフの末裔ムタワッキルをイスタンブールへ拉致して,その位を譲られたといわれるが,その証拠はない。トルコ共和国の成立過程においてスルタン制とカリフ制は分離され,前者は 1922年に,後者は 24年に廃止された。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

緑酒

〘名〙 緑色の酒。よい酒。うまい酒の色としていう。※菅家文草(900頃)五・雨晴対月「緑酒猶催醒後盞、珠簾未レ下暁来鈎」※一高寮歌・嗚呼玉杯に花うけて(1902)〈矢野勘治〉「嗚呼玉杯に花うけて 緑酒...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android