スルホリピド

化学辞典 第2版 「スルホリピド」の解説

スルホリピド
スルホリピド
sulfolipid

硫脂質ともいう.硫黄を含む複合脂質の総称.スルホン酸型(a)のものをスルホノリピド,エステル型(b)のものをスルファチドという.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

世界大百科事典(旧版)内のスルホリピドの言及

【脂質】より

…この種の糖脂質は臓器や組織の特異性を担い組織免疫に関与し,組織の発生と構築に重要な細胞認識機構との関係が注目されている。
[スルホリピドsulfolipid]
 分子内に硫酸またはスルホン酸を含む脂質で,前者を含むものをスルファチドsulfatide,後者を含むものをスルホノリピドsulfonolipidという。酸基は通常糖部分に結合している(図7)。…

※「スルホリピド」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む