脂質の分類で単純脂質に対するもので,単純脂質を形成する長鎖脂肪酸およびアルコールのほかに,リン酸,硫黄,窒素塩基あるいは糖などを含む脂質をいう.一般に,単純脂質はアセトンに可溶であるが,複合脂質は不溶で,親油性と親水性の両親媒性を示す.生体膜を構成する脂質が代表的なものであるが,複雑な構造をもつ細胞の構成成分であり,溶媒分画法やクロマトグラフィーにより分離精製されてきた.近年,次の4種類に分類されるようになってきている.
(1)グリセロリン脂質(ホスファチジルコリンなど),
(2)スフィンゴリン脂質(スフィンゴミエリンなど),
(3)グリセロ糖脂質(セミノリピドなど),
(4)スフィンゴ糖脂質(セレブロシドなど).
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
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出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…これには脂肪,蠟,ステロールエステルなどが含まれる。(2)複合脂質complex lipid 脂肪酸とアルコールのほかに,リン,硫黄,窒素塩基,あるいは糖などを含むエステルで,リン脂質や糖脂質が含まれる。(3)誘導脂質derived lipid 以上の物質が加水分解して生じるもの。…
※「複合脂質」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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