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セレウス菌(読み)セレウスキン

デジタル大辞泉 「セレウス菌」の意味・読み・例文・類語

セレウス‐きん【セレウス菌】

Bacillus cereus》バチルス属の細菌の一。グラム陽性桿菌かんきんで、土壌中など自然環境に広く分布するが、食中毒原因となることもある。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 Bacilluscereus

栄養・生化学辞典 「セレウス菌」の解説

セレウス菌

 [Bacillus cereus]など,食中毒の原因菌

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のセレウス菌の言及

【バシルス】より

枯草菌B.subtilisのアミラーゼ,プロテアーゼは工業的に生産されている。一方,セレウス菌B.cereusは食品の腐敗に関係し食中毒の原因菌となる。バシルス・チューリンゲンシスB.thuringensisは細胞内に結晶性のタンパク質を生成し,これはチョウやガなど鱗翅(りんし)目の昆虫に特異的な毒性を示すので,これらの駆除に用いられている。…

※「セレウス菌」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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