世界遺産詳解 「ソルターニーエ」の解説 ソルターニーエ【ソルターニーエ】 2005年に登録された世界遺産(文化遺産)。イラン北西部、ザンジャーン州の州都ザンジャーン南東に位置する都市遺跡で、イル・ハーン朝の首都であった。このソルターニーエにあるドームは、イランのイル・ハーン朝第8代スルタン、ウルジャーイートゥー(ムハンマド・ホダーバンデ)の霊廟として、1302~1312年頃に建設された。ドームの高さは約50mあり、二重外殻ドームとしてはイラン最古である。人類の歴史上、重要な時代を例証するものとして世界遺産に登録された。◇英名はSoltaniyeh 出典 講談社世界遺産詳解について 情報