霊廟(読み)レイビョウ

デジタル大辞泉 「霊廟」の意味・読み・例文・類語

れい‐びょう〔‐ベウ〕【霊×廟】

先祖偉人などの霊を祭った宮。おたまや。みたまや。
卒塔婆そとば
[類語]霊屋廟堂宗廟聖廟

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精選版 日本国語大辞典 「霊廟」の意味・読み・例文・類語

れい‐びょう‥ベウ【霊廟・霊庿】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 先祖や偉人などの霊をまつってある宮。みたまや。おたまや。霊屋。霊殿
    1. [初出の実例]「霊庿本為凮月主、宜哉明徳満蒼穹」(出典本朝麗藻(1010か)下・九月尽日侍北野庿〈源孝道〉)
    2. [その他の文献]〔大乗義章‐一四〕
  3. 卒塔婆(そとば)のこと。
    1. [初出の実例]「塔は又多宝全身の霊庿(レイベウ)胎蔵の五仏座を並べ」(出典:源平盛衰記(14C前)一六)
    2. [その他の文献]〔西域記〕

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