ゾアル(その他表記)Zoar

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ゾアル」の意味・わかりやすい解説

ゾアル
Zoar

ヨルダンの低地部にかつてあったとされる町。もとの名はべラ。旧約聖書創世記』 13章によれば,ロトアブラハムと別れるとき,その肥沃さのゆえにゾアルまでのヨルダン低地を選んだとされる。この地はソドムゴモラと同時に死海の底に沈んで滅びたともいわれるが (創世記 19章) ,1世紀のユダヤの歴史家ヨセフスは死海の南端の町をこの名で呼び,さらに4世紀初めのエウセビオスもこの町に言及しているので,一般には死海南東端のキルベトシークイサーと同定される。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

一度利用した製品を捨てずにそのまま再使用すること。ごみの削減に重要だとされる「3R」の一つで、衣類・服飾品や家電などさまざまな品目が取り扱われている。リユース商品の専門店やイベント、フリーマーケット...

リユースの用語解説を読む