ゴモラ

デジタル大辞泉 「ゴモラ」の意味・読み・例文・類語

ゴモラ(Gomorrah)

古代パレスチナの都市繁栄をきわめたが、住民罪悪によりソドムとともに神の下した天からの火によって滅ぼされたという(旧約聖書創世記」18・19章)。死海南端に近く、現在は水中に没していると考えられている。

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精選版 日本国語大辞典 「ゴモラ」の意味・読み・例文・類語

ゴモラ

  1. ( Gomorrah ) 「旧約聖書」の「創世記」にみえる地名ヨルダン低地、死海の南端付近にあったが、現在は湖中に没していると推定される。住民の不道徳のため、ソドムとともに天の火によって焼き滅ぼされたと伝えられる。転じて、罪悪の都市をいう。

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デジタル大辞泉プラス 「ゴモラ」の解説

ゴモラ〔キャラクター〕

円谷プロダクションによる特撮ドラマシリーズ「ウルトラシリーズ」に登場する怪獣。初登場作品は『ウルトラマン』。身長40メートル、体重2万トン。古代怪獣ゴモラザウルスの生き残り。大阪万博展示のための移送中に暴れだす。

ゴモラ〔映画〕

2008年製作のイタリア映画原題《Gomorra》。原作ロベルト・サビアーノの「死都ゴモラ」。監督:マッテオ・ガローネ。同年カンヌ国際映画祭グランプリ受賞。

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改訂新版 世界大百科事典 「ゴモラ」の意味・わかりやすい解説

ゴモラ
Gomorrah

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百科事典マイペディア 「ゴモラ」の意味・わかりやすい解説

ゴモラ

ソドム

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ゴモラ」の意味・わかりやすい解説

ゴモラ

「ソドムとゴモラ」のページをご覧ください。

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世界大百科事典(旧版)内のゴモラの言及

【ソドム】より

…ヨルダンの低地にあったが,その罪悪のために天から降る硫黄と火とで焼き滅ぼされたという(《創世記》19)。旧・新約聖書においてゴモラGomorrahと組み合わせられて,罪悪と神の処罰の見本としてしばしば引合いに出された。ソドミーsodomy(男色・獣姦)なる語もこの町の名に由来する。…

※「ゴモラ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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