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タバレスターン Tabarestān

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世界大百科事典 第2版の解説

タバレスターン【Tabarestān】

カスピ海南東岸のイランの一地方。東はゴルガーン,西はギーラーン,南はエルブルズ山脈に接する。マーザンデラーンMāzanderānの古名で,この名称は古代にタプルTapūr族の住地であったことに由来する。13世紀までこの呼称が用いられた。政治的に重要でなかったため,イスラム化は旧ササン朝領で最も遅く,他地方がアラブに征服されてから1世紀以上もたった8世紀半ばまで独立を保っていた。アッバース朝後期にはアーモルĀmolターヒル朝下ではサーリーSārīが主都であった。

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世界大百科事典内のタバレスターンの言及

【ダイラム】より

…カスピ海南西岸の山岳地帯の古名。東のタバレスターン,西のギーラーン地方も広義のダイラムと呼ばれることがあったが,正確には,この両者にはさまれた地方をいう。峻険な地形のため,アラブの征服の時代にもイスラム化することがなく,キャドホダーkadukhodāと呼ばれる者が支配する,家父長制的で閉鎖的な社会であったという。…

※「タバレスターン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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