チャイム(音響装置)
ちゃいむ
chime
電気回路により音響を発生し、玄関口の来訪者告知、注意報あるいは時報を行う装置。押しボタンと、電路と、音響発生部で構成される。使用電圧は、ベル変圧器で降圧した12~24ボルトの弱電流が普通であるが、100ボルトのものもある。音響は音階をあわせた2点か3点を、音叉(おんさ)または同様の効果のある金属片を電磁作用で打撃して出しているが、録音された有名鐘声や、特定メロディーを流すものもある。
[越野一二]
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例