チャガン(察罕)(読み)チャガン(英語表記)Chaghan

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「チャガン(察罕)」の意味・わかりやすい解説

チャガン(察罕)
チャガン
Chaghan

[生]?
[没]1255
モンゴル帝国の武将。タングート人。幼時,羊を放牧中チンギス・ハンに見出され,養われた。 1211年以来,金,西夏,南宋征討に従い,定宗グユク (貴由)のときスブタイ (速不台)とともに南宋征討軍司令官に任じられ,憲宗モンケ (蒙哥)のとき都元帥になった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android