チュリンガ(その他表記)churinga; tjurunga

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「チュリンガ」の意味・わかりやすい解説

チュリンガ
churinga; tjurunga

オーストラリア中央部の先住民の間で伝えられている,扁平な木や石でできた聖なる対象物。長円形のものが多い。アルンタ族の言葉に由来する。チュリンガは,子供が生れたときにつくられ,その子供のトーテム模様を刻み込み,聖なるものとして崇拝され保存されるものが多い。個人の霊魂の一部として,トーテミズムと密接に結びついており,トーテムの祖先と関係のあるものは,楯でも石刀でもブーメランでもすべてチュリンガと呼ばれることもある。イニシエーションにおいて重要な機能を果す。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

日本の株式の水準を示す、東京証券取引所第1部225銘柄の平均株価。単位は円。構成銘柄は時価総額の分布の変化などにより、適宜入れ替えられている。現在の形になったのは1985年5月からである。ダウ・ジョー...

日経平均株価の用語解説を読む