ディアパソン(その他表記)Diapason

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ディアパソン」の意味・わかりやすい解説

ディアパソン
Diapason

フランスで2つめの科学観測兼測地衛星。 1966年2月 17日にアルジェリアのアマギール基地から,ディアマンで1号,2号が打上げられた。ディアパソンとは「音差」のこと。衛星本体は直径 47cm,重さ約 20kgの円筒型。アルミニウムマグネシウムの合金製で,4枚の太陽電池板をもつ。1号は失敗したが,2号は軌道に乗り,バンアレン帯放射線地球の形状測定を行なった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

排他的経済水域

略称 EEZ。沿岸国が水産資源や海底鉱物資源などについて排他的管轄権を行使しうる水域。領海を越えてこれに接続する区域で,領海基線から 200カイリの範囲をいう。沿岸国は,水中ならびに海底と地下の天然資...

排他的経済水域の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android