化学辞典 第2版 「デルマタン硫酸」の解説
デルマタン硫酸
デルマタンリュウサン
dermatan sulfate
コンドロイチン硫酸B,β-ヘパリンともいう.コンドロイチン硫酸AのD-グルクロン酸のかわりにL-イズロン酸が置換した構造をもち,少量のD-グルクロン酸も含む.ほ乳動物の皮膚,腱,心臓弁,大動脈,項靭帯,莢(きょう)膜などに存在する.分子量2万~4万.-55~-63°(水).若干のヘパリン様抗凝血活性を有する.[CAS 27967-94-0]
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報