トゥルヴェール(英語表記)trouvères

山川 世界史小辞典 改訂新版 「トゥルヴェール」の解説

トゥルヴェール
trouvères

中世北フランスの詩人たちの総称。ピカルディー地方が中心トゥルバドゥールと異なって各地を巡遊せず,王侯個人に専属して叙事詩的騎士道物語を吟じた。13世紀以降はこのなかより伝記作家(フロワサール)や学者も生まれて地位が向上した。

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android