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トレンチーン Trenčín

デジタル大辞泉の解説

トレンチーン(Trenčín)

スロバキア北西部の都市。バーフ川沿いに位置する。ローマ帝国の中央ヨーロッパ最北端の軍事拠点があったことを示す石碑が見つかっている。11世紀よりハンガリー王国の支配下となり、交易の要衝として栄え、17世紀から18世紀初頭にかけてオスマン帝国の攻撃を受けた。11世紀創建のトレンチーン城がある。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

トレンチーン
とれんちーん
Trenn

スロバキア北西部、トレンチーン県の県庁所在地。人口5万7854(2001)。白カルパティア山脈の南麓(なんろく)、バーフ川河畔に位置する。ローマ人の居住を示す、岩に刻まれた記念碑が残る。1412年に王立自由都市となったが、17~18世紀初頭のトルコ軍による攻撃やクルツ反乱(農民・中小貴族の反ハプスブルク闘争。クルツは十字架の意)などで疲弊した。バーフ川を臨むトレンチーン城は最古の部分が11世紀の建造。繊維、服飾、貴金属加工、食品などがおもな工業である。[木村英明]

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