トロコイド

デジタル大辞泉 「トロコイド」の意味・読み・例文・類語

トロコイド(trochoid)

一つの円が直線上を滑ることなく転がるとき、中心を通る直線上の定点の描く曲線

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百科事典マイペディア 「トロコイド」の意味・わかりやすい解説

トロコイド

一定円Cが一定直線に接しながら,すべらずにころがるとき,円内又は円外に固定された一点Pが描く波形軌跡。点Pが円Cの円周上にあるときはサイクロイドになる。
→関連項目トロコイド波

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世界大百科事典(旧版)内のトロコイドの言及

【曲線】より

…(6)定曲線Cに接しながら,その上を他の曲線Γがすべらないでころがるとき,Γに対し固定された点Pの描く曲線をルーレットrouletteまたは輪転曲線といい,Cを底線,Γを転曲線,Pを極という。底線が直線で,転曲線が円周であるルーレットは,極が転曲線上にあるときにはサイクロイドcycloidまたは擺(はい)線,そうでないときにはトロコイドtrochoidと呼ばれる(図13,図14)。転曲線である円の半径をa,その中心から極までの距離をbとすれば,トロコイドは回転角tを媒介変数として,xatb sin t,yab cos tと表される。…

※「トロコイド」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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