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ナッハース al‐Naḥḥās

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世界大百科事典 第2版の解説

ナッハース【al‐Naḥḥās】

1876‐1965
エジプトワフド党政治家。1927年サード・ザグルールの死後ワフド党党首となり,イギリス軍事支配下のエジプトの半独立状態打破のため,対英条約交渉を実現すべく両大戦間期に議会内外で国民運動を指導,自らも何度か政権を担当した。しかし,30年代前半期の世界恐慌による大不況とエジプト周辺でのイギリス・イタリア関係の緊張とを背景に,ナッハースは対英条約交渉の重点を,完全独立から経済摩擦調整問題にすりかえ,両国間の政治的・経済的宥和をはかることを最重要視した。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内のナッハースの言及

【ワフド党】より

…だが,彼の死後,とくに世界恐慌後,都市の大衆・農民の窮乏化と対照的にエジプト資本主義が発展し,同党の地主・ブルジョア政党としての性格が強まった。36年イギリス・エジプト同盟条約を締結したナッハース・ワフド党内閣は,独立の内実より政治的経済的なイギリスとの関係強化を重視した。いわばエジプトにおけるモダニズムの潮流の一環としてのワフド党の議会制民主主義原則は,大衆的支持を失い,破綻した。…

※「ナッハース」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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