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ナノバイオテクノロジー なのばいおてくのろじーbionanotechnology

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知恵蔵の解説

ナノバイオテクノロジー

ナノテクノロジーとバイオテクノロジーが融合した技術領域。バイオナノテクノロジーともいう。幅約2nm(n〈ナノ〉は10億分の1)のDNA分子や、大きさが10nm程度のたんぱく質分子などのバイオ分子(生体高分子)は、生命現象を担うナノマシンである。通常のナノテクノロジーは、小さな機械を用いて、さらに小さな機械をつくろうとするトップダウン方式で進められるが、ナノバイオテクノロジーは、原子から分子を合成し、その分子が自己集合して超分子のナノマシンができるボトムアップ方式を目指す。バイオ分子は精巧な認識能力、均質性、自己集合性などの特徴を示す。このようなナノマシンは、現在の工学技術では製造不可能であり、ナノバイオテクノロジーは新しい技術分野となる。病気の診断や治療などの医療分野、環境汚染モニタリングなどの環境分野、電子材料分野などで研究が進められている。

(川口啓明 科学ジャーナリスト / 菊地昌子 科学ジャーナリスト / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」
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