デジタル大辞泉
「ナノ」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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な‐の
- ( 形容動詞の連体形語尾、または断定の助動詞「だ」の連体形「な」に助詞「の」が付いたもの ) やわらかな断定を表わす。これに終助詞「よ」「ね」が付くこともあるが、いずれも主に女性が用いる。
- [初出の実例]「其はね、芳さん、斯うなのよ」(出典:化銀杏(1896)〈泉鏡花〉一三)
なのの補助注記
( 1 )「なの」は、さらにその後に断定の助動詞「だ」「です」などを付着させる。→なのだ・なのです。
( 2 )「なのだ」や、終助詞「さ」の付いた「なのさ」などは男性語的。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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知恵蔵
「ナノ」の解説
ナノ
インドの自動車メーカー、タタ・モーターズがインド国内で発売する低価格乗用車。2008年に10万ルピー・カーとの触れ込みで公表され大きな話題になった(当時の為替レートで約28万円)。その後の経済情勢などの変化により、最安値モデルで価格約11万ルピーの新型「ナノ」が09年4月に予約販売された。納車の予定は7月から。同社は「ナノ」の欧米市場への進出も検討している。
インドでは、日本の自動車メーカー、スズキ傘下の自動車会社が、軽自動車アルトをベースにしたマルチ800などの小型自動車の販売実績を伸ばし、新車販売台数はスズキの日本国内の販売台数をしのぐほどになっている。この背景には、インド経済の急成長によって2億人を超えたといわれる、年収2千ドルを上回る「中間層」の勤労者の購買力がある。ナノの価格はマルチ800のほぼ半額で「中間層」の年収程度。タタのラタン会長が「これまで車を所有できなかった層に、4輪車の快適で安全な移動空間を提供できる」と述べるように、インドの自動車市場に大きな変革をもたらすと考えられている。
ナノは624ccの2気筒ガソリンエンジンを後部に搭載し後輪を駆動するRR方式。トランスミッションは4速MTのみで、最安値モデルではオーディオやエアコンなどはオプションとなる。燃費23.6km/リットル、CO2排出量101g/kmはインドでは最高水準。性能は日本の軽自動車と比較しても名目上大きくは見劣りしないが、徹底したコスト削減で低価格を達成したという。09年5月の集計で予約申し込みは、当初見込みの50万件を大きく下回る20万件にとどまったものの最上位モデルが半数を占めた。新工場の稼働がまだなので、当初の計画通り10万台を生産し抽選によって割り当てる。
出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報
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ナノ
nano
ある量を表すときの単位につける接頭語で,10⁻9倍の意味。記号にはnを用いる。国際単位系(SI)でSI接頭語の一つとして採用されている。例えば,1×10⁻9sという非常に短い時間は1ns(ナノ秒),非常に短い距離1×10⁻9mは1nm(ナノメートル)と表すことができる。
執筆者:大井 みさほ
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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ナノ
nano-
単位の 10-9 倍 (10億分の1) を表わすSI接頭語。記号は n 。たとえば 1ns=10-9s である。ギリシア語のナーノス (小人) に由来する。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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ナノ
インドのタタ・モーターズが2008年から製造、販売している乗用車。4ドアセダン。リアエンジンの後輪駆動方式を採用。世界で最も安価な自動車として知られる。
出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報
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出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
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