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生体高分子 セイタイコウブンシ

世界大百科事典 第2版の解説

せいたいこうぶんし【生体高分子 biopolymer】

生物が合成する巨大分子の総称。一般には1~20種の比較的単純な構造単位がくりかえされて構成されている。構造単位としてはアミノ酸ヌクレオチドブドウ糖などがあり,それらが多数共有結合によって結ばれた重合体高分子がそれぞれタンパク質核酸多糖である。生体の精密な構造と巧妙な機能を可能にしている物質的要素を器官,組織,細胞,細胞器官としだいに小さな単位に求めてゆくとき,最も基本的な要素として生体高分子に行きつく。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

大辞林 第三版の解説

せいたいこうぶんし【生体高分子】

生体を構成しているタンパク質・核酸・多糖類などの高分子化合物。化学合成されたプラスチック等の高分子化合物と比べてその結合の様子が複雑で、立体構造の違いによりさまざまな生理機能をもつものが多い。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

世界大百科事典内の生体高分子の言及

【高分子】より

…これには,イオン交換樹脂,感光性樹脂,分離用の膜,電気・電子材料など多様な用途がある。機能性高分子合成樹脂ゴム繊維
【生体高分子】
 天然に存在する高分子のうち,核酸と酵素タンパク質はそれぞれ遺伝情報の保持・伝達と,その形態・代謝・運動等としての発現をつかさどるもので,生体高分子と呼ぶ。生命活動に必要な大量の情報の保持・伝達・発現には線状の高分子は最適の構造なのである。…

※「生体高分子」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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