コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ニクザキン(肉座菌) ニクザキンHypocrea

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ニクザキン(肉座菌)
ニクザキン
Hypocrea

子嚢菌類核菌目ニクザキン科。この属のものは世界中に分布し,100種ほど知られている。枯れ木や木化したキノコの上などにつく。子実体は肉質で鮮かな色の子座から成り,その形は不規則で平らな粒状で,多数の被子器はその組織中に埋没していて,別段頸部を突出せず,表面からは単にその開孔がみられるだけである。子嚢は線形で1子嚢内には2細胞から成る8個の子嚢胞子ができ,これはその頂部から出るとき再び2胞子になるので合計 16個の胞子が開口部より白色の紐状になって出てくる。なお日本ではヒダナシタケ目のサルノコシカケ属 Polyporusに寄生するキンセイボタンタケ H. fungicolaが知られているが,これはやや硬くレモン色ないし帯緑黄色をしている。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

今日のキーワード

俳句甲子園

1998年から松山市で開かれる全国高等学校俳句選手権大会。高校生が5人1組で句の優劣をディベートで競い合う。チームでの勝敗とは別に、個人の最優秀句も選ぶ。今年は過去最多の41都道府県から121校、15...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android