ニトロゲナーゼ(その他表記)nitrogenase

デジタル大辞泉 「ニトロゲナーゼ」の意味・読み・例文・類語

ニトロゲナーゼ(nitrogenase)

分子状窒素還元してアンモニアにする酵素窒素固定を行う根粒菌藍藻などに存在する。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のニトロゲナーゼの言及

【モリブデン】より

…【中原 勝儼】【後藤 佐吉】
【生体とモリブデン】
 モリブデンは生体中に微量に存在するが,遊離状態での生理作用は不明で,おもに酵素の補欠因子として見いだされる。微生物では窒素固定菌類(根粒菌など)のニトロゲナーゼ,カビや大腸菌では硝酸塩を還元する硝酸レダクターゼなどの酵素に結合している。動物ではキサンチンオキシダーゼ,アルデヒドオキシダーゼなどの酵素に含まれる。…

※「ニトロゲナーゼ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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