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ヌレーク・ダム Nurekskoe vodokhranilishche

世界大百科事典 第2版の解説

ヌレーク・ダム【Nurekskoe vodokhranilishche】

タジキスタンのバフシ川に建設された高さ300m,堤頂長704m,堤体積5890万m3のロックフィルダム(1980年完成)。世界で初めて300m台の高さに達したダムで,このダムでの研究を踏まえて工事を開始したログン・ダム(タジキスタン,高さ325m)が完成するまで世界最高。貯水池は総貯水量105億m3,利用水深53mで,最大出力270万kWの発電や,灌漑,舟航に利用される。当初は1975年に完成予定であったが,経済事情悪化によって大幅に遅延し,76年に発電所の一部が運転を始めた。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内のヌレーク・ダムの言及

【ダム】より

… 一方,1922‐37年に土のパイピング(土中の流水によって内部が洗掘されること)や締固まりに関係する最適含水比など,土に関する基礎的研究が著しく進み,これに施工機械の改良,大型化とがあいまって,このころから土や砂れきやロック(岩塊)を堤体材料とするロックフィルダムが急速に発展した。ヌレーク・ダム(旧ソ連,現タジキスタン)など現在の世界最高クラスのダムはこの形式である。
[日本における発達]
 日本においては,灌漑用の溜池としてのアースダムは弥生時代末期から造られたと考えられているが,記録に現れるのは崇神天皇62年に造られたという河内国の依網(よさみ)池である。…

※「ヌレーク・ダム」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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