ハクキョウビョウキン

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ハクキョウビョウキン」の意味・わかりやすい解説

ハクキョウビョウキン

不完全菌類モニリア目モニリア科のカビで,オシャリビョウキン (御舎利病菌) ともいう。この菌の胞子カイコの体表について適温湿度にあうと発芽して体腔内に侵入し,菌糸はくびれて円筒形の胞子状の小体となり,血液を通して全身に運ばれ,カイコは菌糸の塊のようになる。カイコは最初は外観上健康な虫と区別しにくいが,次第に挙動が鈍り,食欲が減退して死ぬ。この菌は皮膚伝染し,経口的には感染しない。

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