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ハフ・モデル Huff model

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流通用語辞典の解説

ハフ・モデル【Huff model】

米国のマーケティング学者D.ハフによって開発された計算式によって小売商圏を測定する考え方のひとつ。消費者の買物行動における店舗や商業中心地選択の確率は、店舗の品揃え量に比例し、居住地から店舗までの距離に反比例するという仮説にもとづいている。つまり、店舗面積が広ければ広いほど消費者がその店舗を選択する確率が高くなり、距離が遠くなるほどその確率は低下するというもの。この店舗選択の確率を計算し、一定水準以上の確率がある地区を地図上に線で結ぶと、当該店舗の商圏を描くことができる。ハフ・モデルは店舗販売を前提にした消費行動モデルであり、最近のように通信販売などの無店舗販売の比重が増加してくると、その適用には十分な配慮が必要となる。

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世界大百科事典内のハフ・モデルの言及

【商圏】より

…実査によって,商店や商店街に対する来店者や来街者の居住地を知ることにより商圏の範囲を測定できる。また,理論的にはライリーW.J.Reillyの小売引力モデル(2都市間の小売吸引力を人口と距離の関係で表したもの)やハフD.L.Huffのハフ・モデル(商業施設の売場面積や所要時間などの指標を用いて,ショッピング・センターを中心にその周辺に位置する消費者のうち何%がそこにひきつけられるかを確率的に示したもの),またこれらを発展させたモデルの適用によって,商圏範囲の設定を行うこともできる。一方,商圏の環境特性を知るには,市場分析によってこれをとらえる。…

※「ハフ・モデル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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