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ハルキス Khalkís

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ハルキス
Khalkís

ハルキダ Khalkídhaともいう。古代ギリシア語読みではカルキス Chalkis。ギリシア,エーゲ海西部,エビア (古代名エウボイア) 島の中心都市。同島がギリシア本土と最も接近する中部南西岸に位置し,本土と橋で結ばれる。両者をへだてる海峡は最狭部の幅約 50mで,潮流の変化が激しいことで知られる。初めフェニキア人が住んでいたが,のちイオニア人が占領。前8世紀頃から海外貿易と植民活動を行い,シチリア,イタリア,カルキディケなどに植民地を建設。また金属製品で有名な商工業都市として繁栄。ペルシア戦争後,デロス同盟に加入。アリストテレスはこの地で死んだ (前 322) 。ヘレニズム時代にも繁栄を続けたが,前 146年アカイア同盟にくみしてローマに反抗したため報復を受けた。ベネチア領時代 (13世紀初め~1470) その首都とされ,その後長いオスマン帝国支配を経て,1830年ギリシア領。第2次世界大戦後,アテネ市民の行楽地として,また家畜,乳製品などの取引中心地として発展。酒類,農器具などの製造業も立地。人口4万 4825 (1981) 。

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