酒類(読み)シュルイ

デジタル大辞泉 「酒類」の意味・読み・例文・類語

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精選版 日本国語大辞典 「酒類」の意味・読み・例文・類語

しゅ‐るい【酒類】

  1. 〘 名詞 〙 酒の種類。アルコール分を含む飲み物の総称
    1. [初出の実例]「酒類等の製造物より課収する税金を云ふなり」(出典:西洋聞見録(1869‐71)〈村田丈夫〉後)

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飲み物がわかる辞典 「酒類」の解説

しゅるい【酒類】


アルコール分を含んだ飲料の総称。酒税法ではアルコール分1度以上の飲料をいう。また酒税法では、ビール・チューハイなどが該当する発泡性酒類、清酒・ワインなどが該当する醸造酒類、焼酎・ウイスキーなどが該当する蒸留酒類、リキュール・みりんなどが該当する混成酒類の4種類に大きく分類し、また「ビール」「発泡酒」「清酒」「果実酒」「ウイスキー」「スピリッツ」など17の品目を設けて区分している。「種類」による4分類は、主として課税に用いる。◇酒税法等の法令などで用いるが、口頭では上述の「種類」との混同を避けるため、「酒類」を「さけるい」、「種類」を「たねるい」ということがある。

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世界大百科事典(旧版)内の酒類の言及

【酒造業】より

…酒造法(1953公布)で決められている酒類(アルコール分を1%以上含む飲料および溶かした場合アルコール1%以上となる粉末)を製造する産業。 1995年度の酒類の出荷量(課税移出量)をみると,清酒130万kl,焼酎(しようちゆう)68万kl,ビール698万kl,ウィスキーおよびブランデー18万kl,果実酒類17万kl,その他合成清酒,みりん,リキュールなどで,総出荷量は1000万klとなっている。…

【飲料工業】より

…飲料はアルコール飲料と非アルコール飲料に大きく分類され,これらの製造業を飲料工業という。アルコール飲料すなわち類は清酒ビールウィスキーブドウ酒などがおもなもので,非アルコール飲料には炭酸飲料,果実飲料,濃厚乳酸飲料などの清涼飲料のほか,コーヒー紅茶緑茶などが含まれ,その裾野は広い。
[アルコール飲料]
 日本の酒税法では,アルコール分1度以上の飲料を酒類と定め,清酒,合成清酒,焼酎(しようちゆう),みりん,ビール,果実酒類,ウィスキー類,スピリッツ類,リキュール類,雑酒の10種類に分けている。…

※「酒類」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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