バイナリーサイクル発電(読み)バイナリーサイクルハツデン(その他表記)binary cycle power generation

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「バイナリーサイクル発電」の意味・わかりやすい解説

バイナリーサイクル発電
バイナリーサイクルはつでん
binary cycle power generation

火山地帯の地下にある多量の熱水を利用して発電する際に用いられる発電方式。地熱資源として直接蒸気が得られる場合は,それをタービンに導いて発電する方法が用いられるが,100~150℃の熱水が得られる場合には,その熱をまず低沸点の2次媒体に伝えて高圧の2次媒体蒸気を発生させ,それをタービン発電機に導いて発電する。日本では熱水の方が蒸気よりも多く得られるので,地熱利用の推進に重要な役割を持つ技術である。既に 1000kW級のパイロットプラントの実証試験が 1979年に終了しており,現在1万 kW級の要素技術の開発と概念設計が行なわれている。

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