バインオボ(読み)ばいんおぼ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「バインオボ」の意味・わかりやすい解説

バインオボ
ばいんおぼ / 白雲鄂博

中国、内モンゴル自治区中北部の市轄区でバインオボ鉱区とよぶ。パインボクトともいう。ダルハンムミンガン連合旗(県級行政区)の境域内にあるが、行政上はパオトウ市に所属する。人口2万7300(2014)。包白線(パオトウ―バインオボ)の終点鉄鉱石レア・アース希土類元素)の産出で知られ、包白線でそれらをパオトウに輸送し、精練している。

[河野通博・編集部 2017年12月12日]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android