バックファイア

精選版 日本国語大辞典 「バックファイア」の意味・読み・例文・類語

バック‐ファイア

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] backfire ) 内燃機関で、本来気筒内で燃えるべき混合ガスが気筒から吸気管気化器などの方まで焔(ほのお)を逆流させる現象。弁開閉や点火の不整などで生じる。逆火。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「バックファイア」の意味・わかりやすい解説

バックファイア

「ツポレフTu-22M」のページをご覧ください。

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世界大百科事典(旧版)内のバックファイアの言及

【戦略兵器制限交渉】より

…これらの条約は,米ソの相互核抑止体制の安定化(双方が相手からの攻撃に脆弱である状態を確実にする)のために核戦略と財政負担の観点から相互に戦力を調整したという性格が強く,米ソ緊張緩和(デタント)最盛期を象徴する取決めであった。
[SALT II]
 1972年12月,米ソは第2次取決めをめざすSALT IIを開始し,75年以降,ソ連の中距離爆撃機〈バックファイア〉とアメリカの巡航ミサイルを規制対象に含めるかどうかで難航したが,交渉開始からおよそ7年半を経た79年6月18日,戦略的攻撃兵器制限条約(SALT II)の調印にこぎつけた。同条約は,表2に示すような米ソ同数の数的上限を決めたほか,本文,議定書,覚書などに,MIRV化ミサイルの弾頭数制限,〈バックファイア〉の生産機数制限,ALCMや移動式ICBMなどの配備や発射実験禁止,その他の量的・質的規制を盛り込んでいる。…

※「バックファイア」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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