点火(読み)テンカ

デジタル大辞泉 「点火」の意味・読み・例文・類語

てん‐か〔‐クワ〕【点火】

[名](スル)
火をつけること。「ストーブ点火する」
内燃機関を始動したり、爆薬を爆発させたりする操作
[類語]発火着火引火出火ほのおほむら火炎かえん光炎こうえん紅炎こうえん火柱ひばしら火先ほさき火の気火気種火火種口火火付き火加減火持ち残り火おき燠火おきび埋み火炭火火の粉火花火玉花火焚き火迎え火送り火野火

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「点火」の意味・読み・例文・類語

てん‐か‥クヮ【点火】

  1. 〘 名詞 〙 火やあかりをつけること。また、爆発物などの発火の操作をすること。比喩的にも用いる。〔音訓新聞字引(1876)〕
    1. [初出の実例]「瓦斯煖炉にも、小間使の雪が来て点火(テンクヮ)することになってゐる」(出典:かのやうに(1912)〈森鴎外〉)

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普及版 字通 「点火」の読み・字形・画数・意味

【点火】てんか

火ともし。

字通「点」の項目を見る

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世界大百科事典(旧版)内の点火の言及

【燃焼】より


[燃焼の発生]
 燃焼を時間的な経過からみると,これは燃焼形式のいかんにかかわらず,燃焼の発生と継続の二つの過程に分かれ,それぞれ異なった特性を示す。燃焼の発生は発火(着火,点火)と呼ばれ,これには自然発火と口火による発火の二つの形式がある。前者は,可燃性の混合系または可燃性の物質が酸化性雰囲気内で,みずから燃えはじめる現象を指す。…

※「点火」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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