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バーラタバルシャ Bhāratavarṣa

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世界大百科事典 第2版の解説

バーラタバルシャ【Bhāratavarṣa】

インド古来よりの〈インド〉の呼称。サンスクリットで〈バラタ族の国土〉を意味し,インド人は現在も自国のことをこのように呼んでいる。インドの切手に英語のIndiaとともに,デーバナーガリー文字バーラトと印刷されているが,これはバーラタバルシャの略で,正式国名ともなっている。バラタ王は《リグ・ベーダ》時代の遠い昔に,北インドに雄飛した伝説的帝王で,その子孫はバラタ族と呼ばれた。大叙事詩マハーバーラタ》に主役を演ずるクル族とパーンドゥ族は,ともにバラタ族に属する王族である。

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世界大百科事典内のバーラタバルシャの言及

【バラタ族】より

…叙事詩《マハーバーラタ》は,この王の子孫であるクル族内部の紛争をテーマとしたもの。バラタ王あるいはバラタ族の名にちなみ,古代からインド亜大陸はバーラタバルシャ(バラタの領土)と呼ばれてきた。【山崎 元一】。…

【ヒンドゥー教】より

…大地はメール山(須弥山)を中心とする円盤であり,七つの大陸と七つの海をもつ。真中に神々が住むメール山がそびえ立つ大陸がジャンブ・ドビーパと称され,その重要部分がバーラタバルシャ,すなわちインドである。この宇宙は梵天の1日の間,すなわち,カルパ(,地上の43億2000万年)の間持続し,1日が終われば再び宇宙は梵天に帰入する。…

※「バーラタバルシャ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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