コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ヒメシャコガイ Tridacna crocea; boring clam

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ヒメシャコガイ
Tridacna crocea; boring clam

軟体動物門二枚貝綱シャコガイ科。長 10.6cm,殻高 9.3cm,殻幅 6.4cm。殻は厚質堅固,卵円形でふくらみ,灰白色であるが幼貝はしばしば腹縁が黄橙色を帯びる。殻表には太く低い放射肋が6~10本あり,あらい成長肋はその上で多少鱗状になる。殻頂の前には卵形の大きい足糸開口があり,その縁は歯状に刻まれる。腹縁は肋のため波状に屈曲する。軟体は外套膜褐虫藻が共生して濃紫黒色を呈する。和歌山県以南,西太平洋のサンゴ礁に分布する。穿孔し,生時は腹側を上にして外套膜を伸ばし日光を受ける。食用。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

桃李もの言わざれども下自ら蹊を成す

《「史記」李将軍伝賛から》桃やすももは何も言わないが、花や実を慕って人が多く集まるので、その下には自然に道ができる。徳望のある人のもとへは人が自然に集まることのたとえ。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

ヒメシャコガイの関連情報