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外套膜 がいとうまく mantle

翻訳|mantle

7件 の用語解説(外套膜の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

外套膜
がいとうまく
mantle

外套,マントルともいう。軟体動物において発達した特別な表皮。膜状に伸び出して体をくるみ,外套腔をつくる。外表面に石灰質の殻を分泌することが多いので,その位置,形状および数は,一般に殻と一致する。

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デジタル大辞泉の解説

がいとう‐まく〔グワイタウ‐〕【外×套膜】

軟体動物の体の表面を覆う膜。イカでは円錐状、タコでは袋状をし、貝類ではその表面や縁から石灰分を分泌して貝殻を作る。外套。

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百科事典マイペディアの解説

外套膜【がいとうまく】

外套とも。軟体動物の内臓を包む膜で,体表が薄く張り出したもの。斧足(ふそく)類では左右1枚ずつあり,それぞれ腹縁から殻を分泌。腹足類では円筒状で内臓のねじれに応じた殻を分泌する。
→関連項目軟体動物

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栄養・生化学辞典の解説

外套膜

 外套ともいう軟体類の内蔵を覆う筋肉質の膜.

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世界大百科事典 第2版の解説

がいとうまく【外套膜 mantle】

軟体動物の体表が膜状に薄くはり出し,主として内臓塊をおおうもの。二枚貝(斧足(ふそく)類)では左右2葉に分かれていて,腹縁は肥厚し貝殻を分泌する。巻貝(腹足類)ではらせん状の螺管(らかん)の内壁を裏打ちする形になっている。頭足類では厚く袋状の筋肉からなり,中に内臓塊のみならず,貝殻(いわゆるイカの甲)をも包み込んでいる。貝殻をもつグループでは外套膜は薄い膜状であるが,頭足類や後鰓(こうさい)類のように外套膜が裸出しているものでは,表皮は丈夫で体を保護する。

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大辞林 第三版の解説

がいとうまく【外套膜】

軟体動物の体表が伸びて、体の全部または一部をおおう膜。外面に石灰質を分泌して殻をつくる。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

外套膜
がいとうまく

軟体動物および腕足動物において、内臓嚢(のう)を覆うように広がった膜状の体表をいう。外套ともいい、これから貝殻が分泌される。外套膜の構造の違いにより、それぞれの種に特有の貝殻の形ができる。軟体動物のなかでも原始的な多板類(ヒザラガイ類)では、1枚の楕円(だえん)板状をなし、内臓嚢の背側にあって8枚の殻板を分泌する。二枚貝類(斧足(おのあし)類)では、左右2枚の外套膜が2枚の貝殻を分泌し体を包む。腹足類では内臓嚢の表面から足の背方に円筒状に広がり、内臓嚢のねじれに従って螺旋(らせん)状の貝殻をつくる。掘足(くっそく)類(ツノガイ類)では上端の開いた円錐(えんすい)形で、角笛状の貝殻ができる。頭足類の外套膜は1枚で、イカ類では円錐形、タコ類では嚢状をなし、表皮の陥入した嚢中に甲(ペンともいう)が分泌される。一方、シャミセンガイなど腕足動物では、背腹に1枚ずつの外套膜が伸び、貝殻を分泌するので、貝殻は背腹2枚となり、二枚貝類とは異なる。[町田武生]

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世界大百科事典内の外套膜の言及

【マントル】より

…地球の主要部分で,体積の83%を占め,固体よりなる。ただし,ごく一部分は部分溶融状態にある。密度の高い,マフィックなケイ酸塩よりなり,層構造をもつ。これは深部ほど圧力が増大し,相転移が起こるためと考えられている。 地球は上部より,地殻,マントル,に分けられる。地殻とマントルとの境界面であるモホロビチッチ不連続面(略称モホ面)の深さは,大陸の地下で約35km,海洋下で約12km程度である。またマントルと核との境界面の深さは,およそ2900km(より正確には2880~2890km)である。…

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