ヒューズ(Thomas Hughes)(読み)ひゅーず(英語表記)Thomas Hughes

日本大百科全書(ニッポニカ) の解説

ヒューズ(Thomas Hughes)
ひゅーず
Thomas Hughes
(1822―1896)

イギリス小説家思想家バークシャー生まれ。ラグビー校に学び、オックスフォード大学を卒業して、弁護士となる。C・キングズリーらと「キリスト教社会主義」の社会改革運動に走り、代議士となる(1865~74)。現在は、小説『トム・ブラウンの学校時代』(1857)の作者として知られる。続編に『オックスフォード大学のトム・ブラウン』(1861)がある。

[小松原茂雄]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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