ヒューマノイド(読み)ひゅーまのいど(英語表記)humanoid

翻訳|humanoid

デジタル大辞泉 「ヒューマノイド」の意味・読み・例文・類語

ヒューマノイド(humanoid)

SFで、外見人間に似た宇宙人。また、アンドロイド人型ロボットのこと。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ヒューマノイド」の意味・読み・例文・類語

ヒューマノイド

〘名〙 (humanoid) 人間そっくりのロボット。また、人間に似た宇宙人。SF小説などでいう。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

知恵蔵 「ヒューマノイド」の解説

ヒューマノイド

人間型ロボットのこと。アンドロイド(android)と同義。二足歩行など機能面を前面に出したものと、認知能力など知性を前面に出したものの、大きく分けて2つの系統がある。日本では、生物科学の応用形として人造人間「学天則」を生み出した西村真琴(俳優・故西村晃の父)の取り組みがヒューマノイドの先駆型。従来のロボット市場は年間5000億円程度だったが、ヒューマノイドやサービスロボットなどの登場によって、2010年には年間3兆円になるという試算(日本ロボット工業会)も出ている。

(築地達郎 龍谷大学准教授 / 2007年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

世界大百科事典(旧版)内のヒューマノイドの言及

【ロボット】より

…歴史的には人間に近い外観をもち,機械や電動装置で人間と同じような作業ができるものをさしていた。漫画やアニメーション,またSFの中で活躍しているロボットがそれで,人工的につくられるので人造人間artificial man,人間に似たものであることからアンドロイド,ヒューマノイドhumanoidなどとも呼ばれる。有機体と機械を合成したサイボーグも広義のロボットといえ,さらにからくり人形(自動人形automata)の類もロボットの先駆形態と考えることができよう。…

※「ヒューマノイド」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」