ヒューリスティクス(読み)ひゅーりすてぃくす(その他表記)heuristics

翻訳|heuristics

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ヒューリスティクス」の意味・わかりやすい解説

ヒューリスティクス
ひゅーりすてぃくす
heuristics

定まった解き方がみつかっていない、いわゆる非定型的問題を解く手法一つ。試行錯誤して解を探し、それを基に手掛かりをつかみ、または経験則を見つけ出し、満足できるレベルの解を得るまでこれを繰り返して解決する。人間が複雑な問題を解決する際に行ってきたやり方を、コンピュータを活用して行う。ヒューリスティクスで得られる解は、最適解を保証するものではないが、一定のレベルで満足できる解をみつけることが可能である。

[編集部 2020年1月21日]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android