精選版 日本国語大辞典 「経験則」の意味・読み・例文・類語 けいけん‐そく【経験則】 〘 名詞 〙 =けいけんてきほうそく(経験的法則)[初出の実例]「直接本人に知らせるという経験則のようなものがあるのかもしれない」(出典:弟(1973)〈古井由吉〉) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「経験則」の意味・わかりやすい解説 経験則けいけんそくErfahrungssatz 日常の経験から帰納された事物の因果関係や性状についての知識あるいは法則。裁判官が証拠から事実を認定するに際して不可欠の手段である。経験則のうち一般常識的なものは証明を用いる必要はないが,専門的知識に属するものについては,専門家による鑑定などの証拠調べが必要である。経験則の認識や適用について誤りがあった場合に,法令違背に準じて上告理由となるか否かについては争いがあるが,一般に肯定的に解されている。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報