ビュレン

百科事典マイペディアの解説

ビュレン

フランスの美術家。ブーローニュ・ビランクール生れ。画家として出発するが,1960年代に都市空間にストライプ模様の印刷物を貼ったり,自らストライプを描いたりし始め,環境そのものに働きかける活動を展開した。画廊などの室内空間で作品展示する場合でも,ストライプを活用したインスタレーションの形をとる。近年では,ストライプの錯視効果と鏡を組み合わせ,巧みに空間を変容させる手法を展開している。基本的には仮設的な性格の作品展開が多いが,パリのパレ・ロワイヤルのクール・ドヌールの《ふたつの台地》(1987年)など,恒久的に設置される作品の制作も行っている。→コンセプチュアル・アート

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

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