現代外国人名録2016 「ビリー・ジーンキング」の解説
ビリー・ジーン キング
Billie Jean King
- 職業・肩書
- テニス指導者 女子テニス協会初代会長 元アトランタ五輪・シドニー五輪テニス米国代表監督
- 国籍
- 米国
- 生年月日
- 1943年11月22日
- 出生地
- カリフォルニア州ロングビーチ
- 本名
- King,Billie Jean Moffit
- 学歴
- カリフォルニア州立大学卒
- 勲章褒章
- 自由勲章(米国大統領)〔2009年〕
- 経歴
- 1958年16歳でデビュー。’61年全英オープン(ウィンブルドン)女子ダブルスに、カレン・ハンツ・スズマンとのペアで初出場し、優勝。’65年カリフォルニア州立大学同級生のラリー・キングと結婚。’67年ウィンブルドン・シングルスで初優勝。以来、シングルスは’67年、’68年、’72年、’73年、’75年と6回優勝。’67年、’73年には同ダブルス、混合ダブルスに勝ち、3冠に2回輝くなど、ウィンブルドンでの優勝は20回を数えた(シングルス6,ダブルス10,混合ダブルス4)。その他の4大大会では、全米オープン13(シングルス4)、全豪オープン2(シングルス1)、全仏オープン4(シングルス1)のタイトルを獲得。4大大会シングルスの優勝は12回を誇り、世界女子テニス界に君臨した。’72年国際女子テニス連盟を結成、’74年女子テニス協会初代会長となった。女性運動の先頭にも立ち、’73年には名手ボビー・リッグスとの男女対決に完勝、10万ドルを獲得した。’87年国際テニス殿堂入り。’96年アトランタ五輪、2000年シドニー五輪の米国代表監督を務める。著書に「Billie Jean」「キング夫人のテニスの技術」などがある。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報