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ビーチャム家 ビーチャムけBeauchamps

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ビーチャム家
ビーチャムけ
Beauchamps

イギリスの名門貴族の家系。いくつかの系統がある。 (1) ベドフォードのビーチャム家 ノルマン・コンクェストのとき渡英したノルマン貴族ヒューの次男ペインが国王ウィリアム2世から男爵領を受けて創設。その子シモンの娘婿ヒュー・ド・ボーモントが初代伯爵家を創設,男爵家はシモンの甥ペインの一族が 14世紀まで継承した。 (2) ウースターシャーのエルムリーのビーチャム家 ウォルター・ビーチャム (11世紀末) に始り,子孫のウィリアムと8代ウォリック伯の相続者イザベルとの結婚で1伯爵家,4男爵家が生じた。長子ウィリアム (1298没) の子孫がウォリック伯家を継ぎ,その弟ウォルター (1303没) からポウィックのビーチャム男爵家が生じて 16世紀まで続き,この家系でウォルターの孫のロジャーがブレットソーのビーチャム男爵家を創設,15世紀まで続いた。また,ウォルターの曾孫のウォルターから出たのがセント・アマンドのビーチャム家で,16世紀初頭まで続いた。ウィリアムとイザベルの結婚によるもう1人の息子ジョンの孫のジョン (88没) がキダーミンスターの男爵家を創設したが,やがて絶えた。ほかに,サマセットのハチー・ビーチャム所在の「ハチーのビーチャム家」と称するまったく別個の家系もあり,征服王ウィリアム1世の異母弟の子孫といわれた。

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