栄養・生化学辞典 「ピログルタミン酸」の解説
ピログルタミン酸

ピロリドンカルボン酸ともいう.グルタミン酸から容易に生成するほか,N末端のグルタミンが閉環して生成する.ガストリン,甲状腺刺激ホルモン放出ホルモンなど天然のタンパク質やペプチドのN末端アミノ酸がこのアミノ酸である場合もある.
顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...