ピーター ピオット(英語表記)Peter Piot

現代外国人名録2016 「ピーター ピオット」の解説

ピーター ピオット
Peter Piot

職業・肩書
医師 ロンドン大学衛生・熱帯医学大学院教授・学長 元国連エイズ合同計画(UNAIDS)事務局長

国籍
ベルギー

生年月日
1949年2月17日

出生地
ルーベン

専門
感染症, 免疫学

学歴
ヘント大学〔1974年〕卒,アントワープ大学,ワシントン大学

学位
M.D.(ヘント大学)〔1974年〕, Ph.D.(アントワープ大学,微生物学)〔1980年〕

受賞
ネルソン・マンデラ賞〔2001年〕,ベルギー国立科学アカデミー金賞〔2002年〕,マザー・テレサ賞〔2007年〕,野口英世アフリカ賞(医学研究部門,第2回)〔2013年〕

経歴
1974〜81年アントワープ熱帯医学研究所微生物免疫学部勤務、’81〜92年同研究所同学部教授。’86〜87年ナイロビ大学助教授、’87〜91年同大客員教授、’89年ブリュッセル自由大学助教授。’92〜94年世界保健機構(WHO)世界エイズ戦略副ディレクターを経て、’95年〜2008年国連エイズ合同計画(UNAIDS)初代事務局長。1991〜94年国連エイズ学会会長。この間、’76年ザイール(現・コンゴ民主共和国)でエボラ出血熱の原因ウイルスを共同発見。’83年には当時、同性愛者の白人男性に特有の病とされたエイズがザイールで大発生していることを明らかにしたことでも知られる。2009〜2010年ロンドン大学インペリアル・カレッジ教授、2010年9月よりロンドン大学衛生・熱帯医学大学院教授・学長。著書に「AIDS in Africa」(1991年)、共著に「AIDS in Africa:A Handbook for Physicians」(’93年)などがある。2000年保健医療分野アフリカ開発支援セミナー出席のため来日

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

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