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ファーブル・ドリベ Antoine Fabre d’Olivet

世界大百科事典 第2版の解説

ファーブル・ドリベ【Antoine Fabre d’Olivet】

1767‐1825
フランスの作家,神秘思想家。秘教(エソテリズム)や隠秘学(オカルティズム)の伝統をひく哲学的著作によって一時影響力をもつ,演劇作品も数多く,作曲の試みもあるが,とくにプロバンス語で書いた小説や詩によって,のちのF.ミストラルらのフェリブリージュFélibrige(南仏語顕揚結社)の先駆をなす。〈13世紀オック語の詩〉と称する《トルバドゥール》(1803)などは評価に値する。【巌谷 国士】

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内のファーブル・ドリベの言及

【オクシタン】より

…オック語の行われる地方がオクシタニーOccitanieだが,それは,バスク語地帯とカタルニャ語地帯を除いて,フランスの南半分ほぼ全域と合致する。初めてこの語義を用いたのは,おそらく《トルバドゥール――13世紀オクシタンの詩作》(1803)の著者ファーブル・ドリベである。 オクシタニーの語そのものは,まれではあるが,16世紀から用例がある。…

※「ファーブル・ドリベ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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